ミニマリストは何でも捨てるわけではありません。捨てる基準があるなら、残す基準もあります。今回はミニマリストが手放さない持ち物の共通点を5つに分けて解説します。物選びの参考にしてください。
捨てないもの① 使い倒している日用品
ミニマリストが絶対に捨てないもの、1つ目は「毎日使っている日用品」です。当たり前のようですが、意外と見落とされています。
たとえば毎朝使う髭剃り、爪切り、歯ブラシといった基本アイテム。頻度が高く、替えが効きません。使用頻度が週3回以上なら、残すべき持ち物といえます。
逆に年に1回しか使わないものは処分候補です。判断基準は「直近3ヶ月で何回使ったか」。即答できないなら、不要な可能性が高いでしょう。
ミニマリストの発想は「減らすこと」より「使うものを明確にすること」。使用頻度を基準にすれば迷いません。まずは毎日触れるものをリストアップしてみてください。
捨てないもの② 体に合う家具
2つ目は「自分の体に合っている家具」です。椅子やベッド、デスクなど、体を預ける家具は妥協できません。
ミニマリストは物を減らしますが、健康は削りません。むしろ生活の質を保つために厳選しています。たとえば腰痛持ちなら椅子選びは最優先。安物で我慢すると通院費や時間を失います。
体に合う家具の条件は3つあります。
- 長時間使っても疲れない
- 姿勢が自然に保てる
- 使うたびストレスがない
この3つを満たすなら、価格や見た目に関係なく残す価値があります。逆に見た目だけで選んだ家具は使わなくなるでしょう。
今使っている椅子やベッドに不満があるなら、それは捨てるべきものかもしれません。体に合わない家具こそ、真っ先に手放す対象です。
捨てないもの③ よく使う道具
3つ目は「作業で頻繁に使う道具」です。ハサミやペン、充電器など、生活や仕事で毎日触れる道具類を指します。
これらは「使える状態」を保つことが重要です。切れ味の悪いハサミは作業効率を下げます。充電器が断線しかけているならすぐ交換しましょう。物は減らしても、道具の質は落としません。
道具を選ぶ基準は以下の3つです。
- すぐ手が届く場所に置ける
- メンテナンスが簡単
- 代替品がすぐ買えない
この条件を満たすなら、古くても捨てる必要はありません。ただし同じ機能の道具が3つあるなら2つは不要。「1つで完結する」が基本です。
今日できる行動は、よく使う道具を1箇所にまとめること。引き出しや棚に散らばっていると探す時間が無駄になります。定位置を決めれば使用頻度も把握しやすくなります。
捨てないもの④ 仕事時間を支えるアイテム
4つ目は「仕事の生産性を直接支えるアイテム」です。パソコン、ノート、タイマー、イヤホンなど、働く時間の質を左右する道具を指します。
ミニマリストは時間を重視します。時間を生む道具は、場所を取っても残す価値があります。たとえば集中力を高めるイヤホンや、タスク管理用のタイマー。見た目の物量より、生み出す価値で判断します。
仕事用アイテムを選ぶポイントは以下の通りです。
- 作業スピードが上がる
- ストレスが減る
- 毎日使う
この3つに当てはまるなら投資対象といえます。逆に「いつか使うかも」で置いてある仕事道具は処分候補。使用頻度がすべてを決めます。
まずは仕事で毎日使うものを3つ挙げてみましょう。その3つが快適に使えているか確認してください。不便を感じるなら改善や交換を検討しましょう。
捨てないもの⑤ 思考のメモツール
5つ目は「思考を整理するためのメモツール」です。ノート、付箋、メモアプリなど、頭の中を外に出す道具を指します。
ミニマリストは物を減らしますが、思考は減らしません。むしろ頭の中をクリアにするためメモを活用します。脳内のタスクや悩みを可視化すれば、判断も行動も速くなります。
メモツールの条件は2つです。
- すぐに書き出せる
- 後で見返しやすい
この2つを満たせば紙でもアプリでも構いません。重要なのは「形式」ではなく「使い続けられるか」。3日坊主になるツールは不要です。自分が無理なく続けられる方法を1つ決めましょう。
今日からできるのは、思考を1日1回メモする習慣です。朝起きたとき、寝る前、どちらでも構いません。頭の中を空にする時間を作れば生活の質が変わります。
まとめ:物を「選ぶ基準」を持つことが大事
ミニマリストが捨てないのは「使っているもの」だけ。基準は明確です。今日から実践できることを3つにまとめました。
- 使用頻度を記録する
週3回以上使うものだけ残しましょう。迷ったら直近1ヶ月の使用回数を数えてみてください。 - 体と時間に投資する
健康と生産性を支える道具は価格より価値で判断します。削るべきは無駄な装飾品です。 - メモで思考を整理する
物を減らす前に頭の中を整理しましょう。判断の質が上がれば物選びの精度も上がります。
物を減らすことが目的ではありません。自分にとって必要なものを明確にすることが、ミニマリストの本質です。
